奴はジョーカーか?
どうも彼の言動を見聞きしていると ジョーカーを連想してしまうのですよ クリストファー・ノーランのバットマン映画 ダークナイト ヒース・レジャーが 鬼気迫る勢いで演じていた 悪役のジョーカーに 非常に強いインパクトを感じて あの映画 書き手は何気にお気に入りです ジョーカーが表現していたものは 人の心の闇に潜む 普遍的な邪悪さ 普段は理性や知性で それを覆い隠しているけれど 何かの拍子で発露してしまうと 抗しがたく勢いづいてしまう そんな 力強い負の情念 ドグマのようなもの だと思っています 人は そのネガティブな情動を御しきれるか? あの映画が訴えかけているテーマは そうしたものではないかと 書き手は勝手に想像しているのですが 先日 アメリカ・バージニア州で起こった 白人至上主義団体と反対派との衝突事件に際し 彼が記者会見で 感情あらわに発した言葉や振る舞いを見て 文頭に述べたように 書き手はジョーカーを連想してしまいました 見たくない 人の負の性 闇の部分 ジョーカーもトランプも それを思い切りさらけ出している でも 間違いなくジョーカーは そのことを意識しているけれど トランプは 多分 意識していない?(苦笑) アメリカの人々は 自らが尊ぶ民主主義による選挙で 選んだあの大統領を この先 どうするのでしょう? 映画のストーリーのように 抗しがたい潜在的な邪悪に対する 理性の勝利を 示すことができるのでしょうか? NHK番組の「欲望の民主主義」で マルクス・ガブリエルが語っていたように アメリカ人は 民主主義制度の秀逸さを 自らが選んだ大統領を弾劾する という方法により 証明することが出来るのでしょうか? 天邪鬼で無責任な書き手は ちょっと興味津々です(苦笑)
高橋医院