江戸時代は 
寿司といえば 屋台

ちょっと小腹がすいたときに立ち寄り
立ったまま 
好みのネタをササッとつまんで 
長居せずに立ち去る

これが江戸っ子の 粋な寿司の食し方

江戸時代の寿司の屋台の絵

などとウンチクしてみせても
書き手は 
立ち食い寿司は未経験でした

築地あたりには何軒か
屋台ならぬ立ち食い寿司屋さんが
ありますが

なんとなく落ち着かない気がして 
暖簾をくぐったことがありません

しかし 
京橋にできたエドグランに 
立ち食い寿司のお店がオープンして

お店の外観

なんとなく雰囲気が良さそうなので
人生初の 
立ち食い寿司体験をしてみました

いちばん魅かれたのは 
宣伝に書かれている

「お好きなネタを お好きなだけ」

という文言ですね

お好きなネタを お好きなだけ と書かれたカード

ネタの値段が表示されていないお寿司屋さんで
カウンターでお好みでお寿司を
いただいているときは

懐具合も気になって
お好きなネタを お好きなだけ 
という平安な気分には
なかなかなれないものです(苦笑)

でも 立ち食い寿司屋さんでは 
ちゃんとネタの値段も表示されていて

カウンターの様子

注文すると 
職人さんがササッと手早く握ってくださるので
お好きなネタを お好きなだけ 
を楽しめます

こういうのが 
立ち食い寿司屋さんの
いいところですね!

書き手が大好きなネタは 
ヒカリモノ

ヒカリモノのネタの写真

なかでも は大好物です

鰯の握りの写真

以前に 
鰯の炭火焼や 鰯料理専門店の話題も
紹介しましたが

お寿司でも
まず鰯を頼みます

そして をいただいて

鯵の握りの写真

また鰯

それこそ 
お好きなネタを お好きなだけ 
の実践です(笑)

貝類も好物です

貝類のネタの写真

ホッキ みる貝 赤貝 とり貝、、、

あ すみません 
安いネタばかりで

ホッキ みる貝 赤貝 とり貝の握りの写真

ウニ とか 大トロ とか 
そういうネタを注文した方が
お店にとっては 
良いお客さんですよね(苦笑)

ちょっと脂の強いネタを食べたくなったら 
エンガワ

エンガワの握りの写真

美味しいです

お腹がいっぱいになってきたところで
お品書きに
面白い名前のネタを発見しました

おじさん

はっ? そんな魚の名前 
聞いたことがありません

板さんにうかがうと 
ヒメジの仲間の白身魚とのこと

魚の「おじさん」が泳いでいる写真

アゴ髭が伸びていて 
なんとなくおじさん顔なので
こんな面白い名前がついたそうです

アゴ髭が伸びていて なんとなくおじさん顔な魚の写真

握っていただくと
コリッとした食感があり 
そこそこ脂ものっていて美味しかったです

オヤジ おじさんを食べてしまいました(苦笑)

そして 〆はやっぱり ですね!

いったい
鰯を何カンいただいたことやら

立ち食い寿司 なんとなく 
はまりそうです(笑)


そういえば 
立ち食い蕎麦屋さんはあるけれど

江戸時代に三大立ち食い屋台の
一角を占めていたといわれる
立ち食い天ぷら屋さんは 
ありませんね

江戸時代の立ち食い天ぷら屋さんの絵

さすがに天ぷらは
ファーストフードという感じは
しないのでしょうか?(笑)
高橋医院