ラ・フォル・ジュルネの最終日は
クラシックとジャズを
両方楽しめた日になりました

最初のコンサートは
「パリとニューヨークのエトランゼ」
と題して

パリとニューヨークのエトランゼのプログラム

ガーシュインの 
パリのアメリカ人

ミヨーの 
ニューヨークのフランス人

パリ・ニューヨーク 
異邦人対決?

面白い企画ですね!(笑)

パリ・ニューヨークの街並み

ガーシュインは
アメリカでソングライターとして
名声を博していましたが

ガーシュインの写真

ラプソディー・イン・ブルーでは
オーケストラを構成する
各楽器の楽譜を個別に書くオーケストレーションを
自分で行うことができず

それに引け目を感じて
ヨーロッパに武者修行に出かけ

やがて独学で
オーケストレーションができるようになり
その記念すべき最初の曲が
この「パリのアメリカ人」だったそうです

ヨーロッパとアメリカの関係って
どんな分野でも
何気に面白いものです(笑)


ところで オケはなんと
3日連続で
タタルスタン・シンフォニーでした!

1日3セッション
連日の計9セッションの
大活躍だったようです

で ミヨーの 
ニューヨークのフランス人

ミヨーの写真

アメリカのレコード会社が
ガーシュインの65歳のお誕生日記念に
ミヨーに依頼して
作ってもらった曲だそうです

初めて聴きましたが
うーん ちょっと難解な感じ

ガーシュインが書いたように
アメリカ人は
パリで陽気な気分になれるけれど

陽気にパリを観光するアメリカ人

フランス人は
ニューヨークを
そんな単純には楽しめないよ
ということ?(苦笑)

ニューヨークでしかめつらのフランス人

糖尿病専門医さんも
小首をかしげておいででした(笑)


今日の幕間は
展示コーナーで発見した 
ねこグッズ!

ねこグッズの販売コーナーの様子

なぜに音楽祭でねこグッズ? 
と思いましたが

ネコのオーケストラのファイルを
しっかり購入しましたです(笑)

ネコのオーケストラのイラストが描かれたファイル

そして 最後を飾るのは
「アメリカJAZZ meets クラシック」
というタイトルのセッション

アメリカJAZZ meets クラシックのプログラム

自由に音楽を楽しめる
ラフォルジュルネならではの企画で

登場するのは 
あの 小曾根真さん

演奏している小曾根真さん

小曾根さんをナマで聞くのは
初めてです

これまでもラフォルには
何回も出演されていますが
すぐにsold outになってしまい
なかなかチケットが入手できず

今回 
やっと手に入れることができました

曲目は 
ガーシュイン続きで
ラプソディー・イン・ブルー

期待してしまいます!(笑)

で 笑えたのが
日本人と思われるトランペット3人部隊が
前のセッションに引き続いて
演奏していたこと

管人材 不足していましたか?(笑)

で 小曾根さん 
ホントにお上手!

淡々と弾かれているように
見えましたが
しっかりと自分の世界を
築かれていきます

途中で 
ホルンとトランペットの奏者が
小曾根さんのピアノの隣にまでやってきて
即興のセッションもされて
まるでジャズクラブにいるような
雰囲気でした

トランペットの奏者さんなんて
超ノリノリで 
とても楽しそうでした!

いやー 小曾根ワールド 
堪能することができました!

演奏している小曾根真さん2

ピアノを弾かれる
ショパンラヴァーの糖尿病専門医さんも
小曾根さんはお上手と
感心しきりでした

そして最後は
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調

ラヴェルの写真

こちらも ジャズっぽい雰囲気もあり
ジャズとクラシックのフュージョン(?)を
存分に楽しめました

3日間 
それぞれのテーマで楽しめて
こういうのが 
ラ・フォル・ジュルネの良いところですね!


帰りには 
向かいのベルギービール屋さんで

珍しいシメイレッドの樽生
シメイレッドの樽生の写真
フリッツに 
フリッツの写真
季節もののアスパラガス
アスパラガスの写真
そしてフランポワーズのビールも楽しんで
フランポワーズのビールの写真
充実した3日間を締めくくりました
高橋医院