ヨーロッパ勢はどう?
ラグビー ワールドカップ 日本開催を目前にして ウォームアップマッチが世界各地で 行われましたが 北半球のヨーロッパ勢の調子は どうでしょう? 今年2月~3月に行われた ヨーロッパ最強チームを決める シックス・ネーションズでは レッド・ドラゴン ウエールズが全勝優勝! 昨年優勝した 書き手ご贔屓のアイルランドは 初戦でイングランドに敗れ 最終戦でウエールズにも敗れ 3位に沈みました そして イングランドが2位 フランスが4位でした このときのウエールズの印象は 正直言って うーん、、、 勝つけれど とった点のほとんどはPGで トライが少なく そのトライもたまたまとれたもので きれいにとりきったトライは ホンのごくわずか しっかりと規律がとれたプレーをしているし ディフェンスが前に出て強固だけれど 見ていてあまり面白くないのですよ イングランドは 強い!
FWもBKも ひとりひとりが大きくて力強い! FWは モールも強く 走れるし ディフェンスしっかり BKは 大きくて しかも足が速い! 相手のミスにしっかりつけこんだ ターンオーバーが多く 昔の南アフリカを彷彿させました アイルランドは 去年ほどの強さはありませんでした トライをとるときは 流れに乗ってきれいにとるけれど 良くも悪くも SOセクストンの調子次第で セクストンは 良いときと悪いときの差が激しくて 安定していない それと ウエールズやイングランドとの差は 反則の多さでしたね アイルランドのシュミット監督も セクストン頼りのチーム状態が悩ましいかな? で この8月に行われた ヨーロッパの強豪国同士の ワールドカップ前哨戦となる サマー・インターナショナルズ まずは イングランドvsウエールズ 11日のイングランドのホーム トイッケナムでの試合は イングランドが33-19で シックス・ネーションズの覇者ウエールズに 危なげなく快勝 イングランドは戦前には シックス・ネーションズのときと異なり セットプレーを中心に挑むと ゲームプランを語っていましたが 実際の試合は パスもランをなかなか良く 総合的に安定していて 力でねじ伏せました SO・キャプテンは これまでのファレルでなくフォードでしたが 書き手は やんちゃなファレルより オーソドックスなフォードの方が好きです ちなみに この試合には こんな方々も観戦に来られていました 007・ジェームス・ボンド ヘンリー王子 メーガン王妃は子育て中でしょうか? そして1週間後の17日 今度はウエールズのホーム カーディフで行われた第2戦 なんと前の試合で ウエールズのSOアンスコーが 膝の靭帯を痛めて ワールドカップは絶望 でも書き手は 代役のダン・ビガーの プレースタイルが好みなので どんな試合になるか楽しみでした
で 試合は ダン・ビガーが ハイパント キックパスを多用し 見事にトライを演出 そして ラインディフェンスと 密集でのジャッカル(ボール争奪戦)が激しい シックス・ネーションズのときに見せた 強いウエールズが戻ってきました でも後半 イングランドがFW第1列を レギュラーメンバーに変えてから流れが変わり PGを重ねて徐々にウエールズを追い詰めます しかしウエールズは 要所のモールで鉄壁の守備を見せ 結局13-6でイングランドをノートライに抑えて 見事に勝ち切りました ダン・ビガーは マン・オヴ・ザマッチに選出されて 彼が率いるウエールズの ワールドカップでの戦いが楽しみです 最後に ちょっと趣が異なる ラグビーワールドカップ関連情報を ローストビーフで有名なロウリーズ ビバリーヒルズの本店には なんと「ビーフボールカット」という 元々はアメフトにちなんだ 超特大のカットがあるそうで ラグビーワールドカップ開催を祝して ワールドカップ期間中は 日本のお店でも振る舞われるそうです ちなみに 重さは1380g! お値段は 19800円! 赤坂店のフェイスブックを見たら 最近 ジャパンの選手たちも味わったそうです 皆 ひとり一皿 完食されたのかな?
高橋医院