北島 vs 南島
9/5にラグビーファン待望の一戦が ニュージーランドのウエリントンで行われました 北島 vs 南島 の対抗戦 オールブラックスの候補たちが NZを構成するふたつの島 北島と南島のそれぞれのチームに分かれてプレイし 見守るオールブラックスの首脳陣 セレクターたちに 自分をメンバーに選んで!とアピールします この対抗戦は 1897年に始まり 1985年まで毎年行われていた歴史あるマッチですが ラグビーのプロ化 スーパーラグビー ラグビーチャンピオンシップなどの 国際大会の相次ぐ創設などにより 近年はあまり行われていませんでした しかし 今年は新型コロナの影響で 軒並み国際試合が中止になったために 国内のファンを喜ばせようと 8年ぶりの開催になりました オールブラックスファンの書き手も 初めて見る対抗戦を楽しみに いち早くTシャツを購入して準備万端でした ところが 当初は8/29に行われる予定だった試合は NZで何か月かぶりに新型コロナ患者が出たため あえなく延期に あれー このまま中止になったら 幻のTシャツになってしまうと心配していましたが 開催地を変え 無観客との条件ですが なんとか1週間後の9/5に無事に開催できました 面白いのは 選手たちの北島・南島チームへの振り分け方で 普通は出身地で分けられると思いますが 今回は 初めて出場した州代表チームの場所を基準に 北か南かに振り分けられました だから 南島出身のマッケンジーは 北島のワイカト州代表としてデビューしたので 北島チームのメンバーに選ばれています 郷土愛の強いニュージーランドでは この分け方は ちょっと物議をかもしたそうです 発表された北島チームのメンバー SOがバレット兄 FBにダミアン イオアネ レイナートブラウンのセンター陣も魅力的です 一方 南島チームのメンバー SHのウエーバーに期待したい やはり注目は バレットとモウンガのSO対決でしょうか モウンガが SOのポジションを不動のものにできるか?
ノーキャップ組と呼ばれる これまで一度も オールブラックスメンバーに選ばれたことがない選手が どれだけ頑張ってアピールして 初のオールブラックスの栄誉を手にするかも 興味深いところです そういった意味では 北島の11番のクラーク 南島の14番のジョーダンは つい先日まで行われていたアオテアロアで 大活躍していましたから楽しみです それから FW第3列も 才能ある選手が溢れかえっていて大混戦! アオテアロアで 大事な場面でジャッカル連発で大活躍した チーフスのボシャーなんて この試合のリザーブにも選ばれませんでした 現実は厳しいですね! だから 両チームのフランカー No8の せめぎあいも楽しみです どんな試合になるのでしょうか?
高橋医院