イングランドの国民投票 
ホントにBrexitしちゃったのですね!

うーん まさか本当に離脱するとは 
思ってもいませんでした

びっくりです、、、

Yesにマークされた投票用紙

昨日は何人かの患者さんたちとも 
診察の合間に驚きを共有しました

投票日が雨だったからじゃない? 
と言われていた方もいたし

なんとなくこうなりそうな予感もあった 
と言われていた方もいました

テレビはずっと 
BBCとCNNを見ていましたよ

結果を伝えるBBCニュース

コメンテーターの人達の表情が 
いつになく固かったのが印象的でした

固い表情のコメンテーターたち

BBCの画面の下の方に 
地域別の残留・離脱の割合が
表示されていましたが

ロンドンとかニューカッスルとか
名前に馴染みがある地域では 
みんな残留派が優位なのに

聞いた言葉ないような地域では 
逆に軒並み離脱派が優位で

地方の方々は 
本当に現状に憤っておられるのかな 
と思いました

そして 
良くも悪くも 
これが国民投票 
これが民主主義

と認識しましたよ(苦笑)

喜ぶ離脱派の人たち

書き手も
この問題には興味があって
ブログでも
NHKの特集番組雑誌の記事について
紹介しましたが

最後は残留に落ち着くのかな 
と予想していました

ブレクジットの特集記事を組んだニューズウイーク誌




特に キャンペーンの終盤に
悲しい事件もあったので

あれが影響して 
彼女の死は無駄にならないかな 
とも思っていましたが

そんな日本人の浪花節は 
通用しませんでしたね(苦笑)

個人的には 
ブログにも引用したミックジャガーの

離脱は短期的には有害だろう
20年ぐらいの長い目でみたら 
有益な結果になるかもしれない

というコメントが とても印象に残ります

三下り半を突き付けたイングランドも 
突き付けられたEUも

災い(?)転じて福になるように 
頑張って交渉して欲しいと思います

それにしても 
時代の変わり目であることは間違いありませんね

価値感が変わった日 
でもあったかもしれない

CNNの女性キャスターは
今まで生きてきた中でいちばん衝撃的な日だ 
と語っていました

驚いた表情でレポートする女性キャスター

再度 個人的な意見で恐縮ですが
グローバリゼーションに関しては 
ちょっと疑問に思う点もあり

EUの理念も
ファーイーストの黄色いサルには
理解するのが難しい面もありました

だから ミックが語ったように 
今回の決定は
もしかしたら 
20年後に有益性を得るためのスタートなのかもしれない
と思う面もあります

ただ たとえ極東の黄色いサルでも
現行の世界を仕切る価値観の枠組みのなかで
生きている一員ですから

Brexitが世界に与える影響については 
憂慮すべき点も多いと感じます

為替やマーケットは 
しばらく激震が続くでしょうし

もしかしたらこの流れで 
秋にはトランプが大統領になるかもしれないし?
(昨日 彼はなぜかスコットランドにいたのですね)

スコットランドでスピーチするトランプ

来年のフランス大統領選では 
ルペン女史がフランスを率いることになり

次はFrexitよ! 
なんて言っちゃうかもしれない?

Frexitを訴えるポスター

それより前に 
スコットランドはもちろん

コメントするスコットランド首脳

カタルニアも 
北イタリアも
独立するかもしれない

そして 
今回の根本的な原因となった移民問題は
解決されていない

患者さんのひとりが 
こんなことを言われていました

いずれにせよ しばらく世界は 
あまり平和な状態にはなりませんね

書き手も 妙に複雑な気持ちでいます

ホント 世界はこれから 
どう動いていくのでしょう、、、

今日はあまり驚いたので 
いつものネコブログはスキップでした

ネコブログファンの読み手の皆さん ゴメンナサイ(笑)
高橋医院