すめらみこと
お正月は非日常 そしてお正月は和の世界 ということで お餅を食べたあとのお散歩も兼ねて(笑) 2日に東京フォーラムで開催されていた J-Culture Fest に行ってきました 会場前では こんな門松がお正月気分を盛り上げ! 今日のメインイベントは こちら すめらみことの物語 歌舞伎 ヴァイオリン ミュージカル 和楽器演奏 日舞 各分野の5人のスペシャリストが織り成す創作詩楽劇 猿之助さんや川井郁子さんも出演されています 会場内では こんなスクリーンが設けられ 舞台には和人形や和装束が展示されています そして舞台から前方に ファッションショーのようなランウェイが設置され 役者さんや演奏家が 舞い 演奏しながらランウェイを行き来して 独特の空間を作り出していきます 十二単を着た川井さんや女優の愛加あゆさんが ヴァイオリンを奏でたり ミュージカル調の歌を唄いながら ランウェイを歩いたり 和太鼓とヴァイオリンの協奏のなかを 日舞の尾上菊之丞さんが日舞を舞われたり いや~ お正月らしい(?:笑) なんともいえないシュールな異空間が醸し出されて 書き手は意外に面白いと思ったのですが 残念ながら 糖尿病専門医さんの琴線には 触れなかったようです(笑) お話のテーマは まさに すめらみこと 日常生活では なかなかお目にかからない単語ですね(笑) 神武天皇から始まり現在に至るまで 脈々と続く天皇家の歴史 そのなかで 江戸時代に徳川家との確執を乗り越えて 200年ぶりに皇位継承の儀式の大嘗祭を復活させた 霊元天皇を主人公にし 天皇家がいかに庶民とともにあったかを説き 伝統を守ることの大切さをうったえるお話でした 平成が終わる今年のお正月に まさにタイムリーな企画といえます そういえば 書き手の両親の年代くらいまでの人は 100代以上の天皇の名前を暗唱していて 順番に言えたのですよね すごい さて 新年早々 歌舞伎座とこちらとの掛け持ちで 松竹にこき使われていると 舞台上で嘆いていた猿之助さん 少し太ったかな? 川井さんのヴァイオリンは さすがストラディバリウスの音色でした 舞台上で 愛加さんが 十二単を身につけるさまの一部始終が見られたのも とても素敵でした! 衣を重ねて着ていく様子を見ることなんて ありませんからね そのあとフォーラムのロビーに展示されていた 即位の美 儀式の美を見に行きました 奈良 平安 江戸 明治 それぞれの時代の正装の特徴がわかり 興味深かったです やっぱり美しいのは平安時代ですよね 十二単のかさね色目に関する解説もありましたが 個人的には 緑と赤・ピンクを重ねるセンスが好みです きれいで 見ていて飽きません J-Culture Fest 一昨年かな 糖尿病専門医さんが けん玉を楽しまれたイベント こんな立派なお正月らしい宝船がお出迎え 盆栽も美しくて見事でした 元旦の夜にテレビでみた芸能人格付け番組では 書き手は1億円の盆栽の見分けが 見事につきませんでした(笑) でも 糖尿病専門医さんは正解していました さて どちらが1億円でしょう?(笑) 盆栽の見方を勉強しないとね 右下に示してある 枯れや生死を表現するジン シャリ が 大切なようです 鼓のレクチャーにも興味がありましたが 満員だったので 残念ながら見るだけでした お能でよく聞く あのパシッという音をどうやって出すのか 来年は学んでみたいものです 帰りに寄った銀座は凄い人出でした ブルガリのヘビさん 今年はカラフルです! そうそう 早稲田ラグビー 負けちゃいましたね 残念 “荒ぶる”復活は 来年に期待です!
高橋医院