先週 紹介した
「猫語の教科書」
の話題を続けます



この本は 
語り部の母ネコが子ネコに
いかにして人間の家を乗っ取って
そこで自由気ままに生活するか
の秘訣を伝える本です

母ネコは語ります

ネコは皆
「人間の家の乗っ取り本能」
を持っていて

乗っ取られた家の人間は
自由がなくなり
ネコのために生きるようになる


はい 我が家にも
こんな看板があります

この家は ネコが快適に便利に暮らせることが 最優先されています と書かれた看板

この家は
ネコが快適に便利に暮らせることが
最優先されています

まさに
母ネコさんが本でおっしゃる通り
我が家も見事に
ネコに乗っ取られています(笑)

 
そして母ネコは

家を乗っ取るためには
人間の特徴を
よく理解しないといけない

と語ります

大切なことは
男性と女性の性質をよく見極めて
それぞれに対して
適切な態度で臨むこと

毅然とした姿のローズ


母ネコさんは
まず男性の飼いならし方について
語ります

男は 
コツさえつかめば操縦は簡単

もともと不安定な生き物で
いつも大事にされ 尊敬され
お世辞を言われ 
ご機嫌をとってもらいたがる

だから 普段はツンとしていても
必要なときに ちらりと
親愛の情を見せたり お世辞を使うと
そうした男の幼稚な心理をくすぐるので
絶大な効果を上げられる

膝の上で寝てお腹を見せる
仕事をしているときに
机の端に座って見つめる

そんな行為で 簡単に操縦できる

楓に蹴飛ばされる書き手

それから 男は嫉妬深いから
その独占欲をくすぐるように
男の前では
「彼だけのネコ」のように
ふるまうことも大切

そんな風にして 男性に
「このネコは自分を必要としている
 と自分が判断した」
と思わせることができれば
完璧だそうです(笑)

しっかりとした表情のデイジー

しかし
女性はそう簡単にはいきません

母ネコは語ります

女性は多くの点でネコに似ている

生まれつきのハンターで
本能的で獲物を扱うときは残酷

すごく頭が良いので 
決して軽く見てはいけない

男たちよりずっと賢く 
手強い存在だ

上述したような
ネコが男をものにするために使う手練手管を
女性は同じ目的で既に使っている

つまり 
テクニックがばれているので
女性に同じ手を使うことはできない

しかし それが故に
逆に女性には 
正直にふるまう方が効果的だ

そうすれば ネコと女性は
気楽で本音で付き合える
いい仲間になれる

上目遣いの楓

但し 
注意しなければいけないことは
女性がイライラしていたり
機嫌が悪そうなときは
さっと逃げ出して
近寄らないようにすること

 
うーん ネコと女性って
そんなに共通点が多いのでしょうか?

ローズを抱っこする糖尿病専門医さん

読み手の皆さんは
どう思われますか?

 

高橋医院