そりゃ 書き手のことでしょ
なんたって堅物だから?

なんて つまらない冗談はさておいて(苦笑)

前回のブログ
ルビー サファイア エメラルドが登場した流れで

「世界でいちばん硬いもの」とくれば 
そりゃ あれですよね!

その語源は 
ギリシア語の「征服できないもの」だそうで

確かに書き手と同じで 
堅物なので征服なんてできません?
(しつこい?:再苦笑)

で 世界には 
その堅物があしらわれたものがたくさんありますが

なかでもいちばん豪華とされているものが これ

エカテリーナ2世が造らせた王冠

ロシアの女帝
エカテリーナ2世が造らせた王冠

5000個以上の堅物があしらわれているとか

頭にかぶると 重いのかな?(笑)

ということで 
世界でいちばん硬いものの正体は

そう その光輝く美しさで 
世の人々を惑わすダイヤモンドです

ダイヤモンド

この世でいちばん硬いわけですから
硝子や鏡にも
平気で文字が書けたりします

昔の王侯貴族の貴婦人たちは
指輪にしつらえられた大きなダイヤモンドで
部屋の姿見の鏡に
愛人への別れのメッセージを記して
愛の巣をあとにしたとか

うひゃー 格好いいですね!

ルージュの伝言ならぬ 
ダイヤモンドの伝言!(笑)

でも 確かに 
ダイヤモンドは美しいです、、、

ダイヤモンド

ダイヤモンドのクオリティを表すのに

4C 

カラー 
カラット(重さ) 
クラリティ(透明度) 
カット

が用いられますが

4Cのなかで 
唯一 人の手によって変えられるのが
カット 研磨です

ダイヤモンドは
表面で光を反射するし
光の透過性が高いので 

そのものの内部に侵入した光が
底部で反射して外に出てきます

そうした光の複合をとらえるときに
どのようにして表面を研磨すれば 
いちばんの輝きが得られるか?

表面の研磨の方法と輝きの違い

ダイヤモンドのカットデザイナーたちは
それを考えて 
何面体にしたらいいか 
研磨のデザインを考えます

いちばん有名なブリリアンカットは 
58面体だとか

ブリリアンカットのダイヤ

ふーっ 
どうやってデザインするのでしょうね?

それにも増して興味深いのは
そんな堅物を 
どうやって研磨するかということ?

書き手は全く知りませんでしたが

なんと ダイヤモンドの粉末を油で溶いて
それを回転盤の上に塗って 
回転盤を高速回転させて
そこに原石を接触させて研磨するそうです

研磨している様子

うーん なんだか 
気が遠くなるような作業ですね

これは まさに職人芸の世界だなと痛感しました

世の人々を惑わせるのは 
それなりの理由があったのですね

でも 書き手には疑問が残ります

研磨用の回転盤に塗られるダイヤモンドの粉末は
どうやって作られるの?

こりゃ アントワープにでも行って
勉強してこないといけないかな?(笑)

ダイヤモンド 奥が深そうですね!


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