以前 ブログで連載でご紹介した 
NHKの特番 欲望の資本主義

ブログの最後に
今度は民主主義についての特番を
企画してくれないかな?
と書きましたが

なんと 欲望の民主主義 という特番を
GWに放映してくれました

「欲望の民主主義」の画面

願いがかなって ラッキー!
プロデューサーの丸山さん 
ありがとうございます!(笑)

で 資本主義に続いて民主主義も
懲りずに(苦笑)ブログで
ご紹介しようと思います

番組のコンセプトは

民主主義と資本主義

現代社会の両輪を形成する
2つの思想 制度は
いつからその関係がおかしくなり 
歯車が合わなくなったのか?

という根源的な疑問について

資本主義と民主主義は相反するか?と問うプラカード

アメリカ フランスという
まさに民主主義と資本主義の
本家本元でありながら
そのあり方について喘いでいるように見える国の
現状を分析することで
解明していこうと試みるものです

アメリカとフランスの国旗

前回の資本主義編と同様に 
今回の民主主義編でも
世界のさまざまな分野の第1人者に
インタビューしながら

民主主義について 
何が問題で 
これからどうしていけば良いのか
を考えていきます

また 前回同様 
欲望という言葉をキーワードにして

欲望の資本主義が
民主主義のあり方に
どのような影響を及ぼしているのか

欲望そのものが 
民主主義にどのように絡むのか

といった切り口からの議論もなされていて
これが なかなか面白かったのですよ!

資本主義と民主主義は相反するか?と問うプラカード

今回ナビゲーターを務められたのは
北大の政治学者で 
ヨーロッパ比較政治がご専門の吉田徹先生でした

吉田徹先生の写真

そして コメントを語る世界の知性は
政治哲学 都市地理学 社会学 経済学
社会心理学 哲学 精神分析学など
まさに 
さまざまな多くの分野の先端研究者で

はい 書き手は 前回以上に
登場するほとんどの方の名前を 
存じ上げませんでした(苦笑)

番組の宣伝には

「居場所」を失った人々の
「破壊衝動」が世界を変え
民主主義を葬り去ろうとしているのか?

この世は 
万人の万人に対する闘争である
生き残りをかけて 
さまざまな欲望がせめぎ合う世界

その時 理性の力は?
急速に変わる世界で 
理性の力は失われようとしているのか?

なんて かなり刺激的で 
知的好奇心をくすぐってくれる(笑)
キャッチコピーが並んでいるわけですよ

民主主義の危機を訴えるポスター

この番宣の文言を見ると

以前のブログで 
先行番組の欲望の資本主義 の本で
この一連の企画のプロデューサーの丸山さんが
書かれたあとがきについて紹介しましたが

そのコンセプトが継続されているように
思えました

さて どんな具合に面白かったか 
次回から詳しく紹介していきます
高橋医院