Six nations
ラグビー Six nations は 北半球の王座決定戦で イングランド アイルランド スコットランド ウエールズ フランス イタリア の6か国が ほぼ毎週末に対戦して 北半球のラグビー王者を決定する大会です 普段は大英帝国でひとつになっていますが ラグビーになると イングランドも スコットランドも ウエールズも 別チームとして戦います 左上の赤のクロスが イングランドのオリジナルの国旗 ここに 左列2番目のスコットランドの国旗 アイルランドのオリジナルの国旗だった赤斜めクロスが それぞれ重ねられて 現在のユニオンフラッグが出来上がりました イングランドの歴史は複雑ですが そこが面白い(笑) さて Six nations ですが 昨年まで イングランドが2連覇中で 今年は3連覇を狙っていました イングランドラグビー協会のシンボルは バラの花 (ちなみに日本協会のシンボルは桜の花です) で ヘッドコーチとキャプテンが 優勝カップとともに 記念写真におさまっていますが このヘッドコーチの姿を見て あれ? と思った方は なかなかのラグビー通ですね(笑) そう 2015年のラグビーワールドカップで 日本が強豪南アフリカを破るという 大金星を上げたときに 日本チームを率いていた名将 エデイ・ジョーンズさんです ワールドカップ後 一時 南アフリカの強豪チームのコーチに 招かれていましたが なんとその後 電撃的にイングランドのヘッドコーチに就任したのです 当時のイングランドは 2015年ワールドカップは 自国開催であったにもかかわらず なんと予選リーグで敗退してしまい ラグビーの母国のプライドを 完全に失っている状態でした そこで カンフル剤のように エデイさんを監督に登用したわけですが さすが 名将 エデイさん 予選リーグ敗退のショックに 打ちひしがれていたイングランドチームを 意識改革させることにより 見事に復活させ さらに有能な新人を発掘したりして 短期間で 連戦連勝のチームに立て直したのです そして2016年のSix nationsで 見事に優勝 その後もチームは勝利を続けて 昨年のSix nationsでは連覇するとともに 他国の代表チームとの試合である テストマッチも連戦連勝 NZ オールブラックスが有する テストマッチ18連勝の記録に並び 南半球の王者 オールブラックス に対して 北半球の王者 イングランド という 確固たる地位を築き上げました 両者の対戦は しばらくありませんが 来年2019年に日本で開催されるワールドカップでは オールブラックスとイングランドが 決勝で世界一をかけて対戦するのではないか? ラグビーファンの間では そんな話題で持ちきりになっていました そして 今年のSix nations エデイさんは ヨーロッパの各チームをハンテイングする! と 勇ましいキャッチフレーズを掲げて挑みましたが はたして どうなったのでしょう?
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