新型コロナ・新型コロナウイルスと熱中症
関東地方では やっと梅雨が明けました 梅雨明けが8月にずれ込んだのは 2007年以来だそうで これから猛暑の日々がやってきます といっても 金曜日・7日は もう立秋なのですが、、、 さて 遅い梅雨明け後の今後2週間で いちばん気をつけないといけないのが 熱中症です! というのも 毎年 気温が高くなり始め 体が暑さに慣れきっていない時期に 熱中症の発症が増加するのです 梅雨明け後の蒸し暑い日などは 特に要注意です! さらに今年は 新型コロナウイルスが流行しているので 例年とは熱中症対策が少し異なります 厚労省は 新型コロナウイルスを想定した 「新しい生活様式」における熱中症予防 という注意喚起を発表しています なかでも重要なのが マスクの使用 と エアコンの使用 です @マスクの使用 新型コロナウイルスの予防のために 日常生活でのマスク着用は 基本中の基本ですが マスク着用時には していない場合と比べると 心拍数 呼吸数 血中二酸化炭素濃度 体感温度が上昇するなど 体に負担がかかることがあります そして 夏期の気温・湿度が高いなかでマスクを着用すると 熱中症のリスクが高くなるおそれがあります このため 屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が 確保できる場合には 熱中症のリスクを考慮し マスクをはずすようにしましょう また マスクを着用している場合には 強い負荷の作業や運動は避け 喉が渇いていなくても こまめに水分補給を心掛けるようにしましょう と 注意を促しています @エアコンの使用 熱中症予防のためには エアコンの活用が有効です ただし 一般的な家庭用エアコンは 空気を循環させるだけで換気を行っていません そのため 新型コロナウイルス対策のためには 冷房時でも窓開放や換気扇によって 換気を行う必要があります この場合 換気により室内温度が高くなりがちなので 熱中症予防のために エアコンの温度設定を下げるなどの こまめな調整をしましょう という点も 注意を促しています @日頃からの健康管理の習慣 日頃の体温測定 健康チェックは 新型コロナウイルス感染症だけでなく 熱中症を予防する上でも有効で 体調が悪いと感じた時は 無理せず自宅で静養するようにしましょう @熱中症弱者への気配り 熱中症になりやすい 高齢者 子ども 障害者への 目配り 声掛けをするようにしましょう また 厚労省は 下記に示すような 従来からの熱中症予防 行動の留意点も強調しています これらについては 過去のブログもご参照ください @暑さを避けましょう *室内の温度・湿度をこまめに確認し 適切に管理しましょう *外出時は 天気予報や「暑さ指数(WBGT)」を参考に 暑い日や時間帯を避け 無理のない範囲で活動しましょう *涼しい服装を心掛け 外に出る際は日傘や帽子を活用しましょう *少しでも体調に異変を感じたら 涼しい場所に移動し水分を補給してください *急に暑くなった日や 久しぶりに暑い環境で身体を動かす際には 特に注意が必要です @こまめに水分補給をしましょう *のどが渇く前に こまめに水分補給をしましょう 一般的に 食事以外に1日あたり1.2Lの水分の摂取が 目安とされています *激しい運動 作業を行ったとき 多くの汗をかいたときは 塩分も補給しましょう @暑さに備えた体作りをしましょう *暑くなり始めの時期から 適度に運動 (「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で 毎日30分程度)を心掛け 身体が暑さに慣れるようにしましょう *その際は水分補給を忘れずに 無理のない範囲で実施してください ということで マスクの使い方 エアコンと換気の使い方 にご注意ください!
高橋医院