クリスマスはプログレッシブロックで?
そろそろクリスマスシーズンですが 今年は毎年この時期に恒例の バレエのくるみ割り人形も バッハ・コレギウムのヘンデルのメサイアも なしで 寂しいかぎりです そんななか クリスマスを素敵な音楽で楽しんでください というお知らせが BUNKAMURAから届きました 小曽根真さんと No Name Horsesというブラスバンドによる クリスマス・ジャズナイト・2020 12/15 16日に オーチャードホールで開催されましたが 16日にはオンライン配信もありました 小曾根さんは コンサートにも行ったことがありますが No Name Horses は存じ上げませんでした でも メンバーの写真のなかに つい最近見知った顔を見つけました! トランぺッターの エリック宮城さんです どうしてエリックさんを知ったかというと 10月にBlue Noteで 彼が率いるジャズ・オーケストラの オンライン・ライヴ配信があったのです この時は ジャズピアニストの大西順子さんや ギタリストの渡辺香津美さんとのセッションでしたが これがなかなか良くて 書き手の琴線に触れたのですよ 書き手はもともと ブラスセクションが大好きですから ジャズ・オーケストラの迫力も繊細さもある演奏に とても魅かれました そして エリックさんが曲の間で語られた 心の底から音楽を愛する気持ちにも とても共感できました だから 小曾根さんとエリックさんのバンドの競演を 是非聞いてみたくて オンラインで楽しむことにしました 驚いたことに ずっと昔にTVのCMで素敵な音楽が流れていて 書き手の記憶に強く残っていたのですが この曲も小曾根さんとエリックさんによることが 判明しました だから 余計に期待できます! 小曾根さんとエリックさんは もう15年以上の長きにわたるお付き合いで アルバムも何枚か出されているそうです スミマセン 不勉強で知りませんでした で セッションが始まったのですが 予想していた以上にパワフルでノリが良くてビックリ! 皆さん とても楽しそうに演奏されています! 彼等のBlue NoteでのセッションをYouTubeで見つけたので 是非 お楽しみください 最後の方で 小曾根さんとエリックさんが音楽への思いを語るところは とても良いですよ! でも 書き手の心を鷲掴みにしたのが 第2部のスタートで なんと ピアノとギターとブラスバンドで プログレッシブロック調の曲を 本当にエキサイティングにパワフルに奏で始めたのですよ うわっ! プログレッシブロック! 書き手は10代後半の頃 思い切りはまっていました! ピンクフロイドの 原子心母 エマーソン・レイク&パーマーの 展覧会の絵 当時はCDやDVDでなく レコードだったのですが(笑) まさに擦り切れるまで聴いたものです だから あの懐かしいメロディが流れてきて 本当にビックリ! なんでも 小曾根さんは プログレが大好きとのこと 知りませんでした~ そして なんとなく嬉しい! 良いですね~!(笑) 彼等のエネルギッシュな演奏を存分に楽しんで とても元気な気持ちになりました 最後は クリスマスらしく (これまでの演奏は クリスマスっぽくなかったからね:笑) 客席にいらした小野リサさんをステージに呼んで サイレント・ナイト きよしこの夜 のフルコーラス 思いがけず 素敵なクリスマスプレゼントをいただきました 今年はクリスマスソングでなく 彼等の音楽を聴きながら この時期を過ごすことになりそうです(笑)
高橋医院