ラグビーワールドカップでの
日本代表チームの快進撃が続いています

スコットランド戦に勝ち快進撃を続ける日本代表チームの選手たち

決勝トーナメント進出を決めた
スコットランド戦では
瞬間視聴率が50%を超えたとか!

瞬間視聴率が50%を超えたことを告げるニュース

紅白歌合戦もびっくり!(笑)

そんなラグビー日本代表
愛称はブレイブ・ブロッサムズ

ブレイブ・ブロッサムズのマーク

ワールドカップの開始前にNHKが
1971年に日本代表がイングランドを
ノートライに抑えながら惜敗した試合の
特別番組を放送してくれました

NHKの特別番組の宣伝ポスター

当時 書き手はラガーガキだったので
試合のテレビ中継に興奮したことを
なんとなく憶えています

1971年のイングランド対日本の試合の様子

大西鐡之祐さんが作り上げた
日本人に適した「接近・展開・連続」戦略が
ラグビーの母国を驚かせました!

戦況を見つめる大西鐡之祐さん

その後 紆余曲折があったジャパン

宿沢さんが監督をしていた
1991年の第2回ワールドカップで
ジンバブエを破って初勝利をあげましたが



1995年第3回ワールドカップでは
オールブラックスに145点取られて
歴史的大敗!

オールブラックスに145点取られて大敗したことを告げるニュース
オールブラックス戦のスコア表

試行錯誤の強化策が なかなか実を結ばず
それ以降のワールドカップでは 
1勝もできませんでした

ワールドカップで1勝もできなかったことを示す年表

それが 前回2015年に
歴史的番狂わせと称されたブライトンの奇跡で
南アフリカに勝利して

南アフリカに勝ったことを告げるニュース
喜ぶ日本選手たち

ブレイブ・ブロッサムズの名を
世界に知らしめました

そして 
日本開催の今回のワールドカップ

書き手は多分負けるだろうと思っていた
アイルランドに見事な逆転勝利!

アイルランドに勝ったことを告げるニュース

スコットランドにもしっかりと勝って

スコットランドに勝ったことを告げるニュース

なんと予選グループを 全勝で1位通過!

予選グループの順位表

このジャパンの大活躍を 目の当たりにして
世界のラグビー界に
新たな動きが出てきたようです

まず 
ニュージーランドの新聞 Stuff 紙が
ジャパンをラグビー・チャンピオンシップに招くべきだ
という署名記事を 15日に掲載しました

Stuff紙の記事

ラグビー・チャンピオンシップ
南半球のラグビー強豪国が
年に1度 ホーム&アウェイで戦うもので

昔は 
オールブラックス ワラビーズ スプリングボクス
の3か国が参加して
トライネーションズと呼ばれていましたが

トライネーションズのロゴマーク

最近はアルゼンチンも加わり
ラグビー・チャンピオンシップと
呼ばれるようになりました

ラグビー・チャンピオンシップのロゴマーク
ラグビー・チャンピオンシップの広告ポスター

書き手も 毎年楽しみに観戦しています

Stuff 紙は 
ジャパンのラグビーは素晴らしいから
ラグビー・チャンピオンシップに
入る資格は充分にあると
ありがたい評価をしてくれています


一方 
イギリスの新聞 Guardian 紙は
ヨーロッパの最強国を決めるシックス・ネーションズに
日本を招きいれてセブン・ネーションズにするべき
という署名記事を やはり15日に掲載しました

Guardian紙の記事

シックス・ネーションズ
イングランド スコットランド 
ウエールズ アイルランド フランスが参加して
ファイブ・ネーションズとして
1910年から毎年開かれている歴史ある大会で

ファイブ・ネーションズのポスター

2000年からはイタリアも加わり
シックス・ネーションズになっています

シックス・ネーションズ参加国のエンブレムを示す図
シックス・ネーションズ参加国を示す地図
シックス・ネーションズに参加する各国の選手たち

面白いことに
Stuff 紙も Guardian 紙も
互いに牽制しあっているのですよ!

Stuff 紙は

魅力あるジャパンを
シックス・ネーションズに獲られたら
ラグビー・チャンピオンシップにとっては
大きな損失だ

確かに日本は北半球の国だけれど
アジアとオセアニアは文化的な共通点があり 
時差もないし
ジャパンのラグビースタイルも
ヨーロッパよりラグビー・チャンピオンシップに近い

それにヨーロッパは保守的だから
いざというときに厄介だぞ!(笑)

ジャパンとフィジーを すぐにでも仲間に入れて
ラグビー・チャンピオンシップを
充実させようと主張します


そういえば 
ジャパンがスコットランドを破ったときに
オールブラックスの人気センターの
ソニー・ビル・ウイリアムスもSNSに
「いつもパシフィックの風がラグビー界をリードする」
とコメントを出して

ソニーのコメント

パシフィックの国としてのシンパシーを
示してくれました

確かにこれまでもジャパンは
アメリカ カナダ フィジー トンガ サモアと
パシフィックネーションズカップで
毎年競ってきましたから
パシフィックの名の響きには 
シンパシーを感じます

パシフィックネーションズカップのポスター

一方 Guardian 紙は

北半球のラグビーを愛する人々は
ジャパンがシックス・ネーションズに入ることを
日本人がシックス・ネーションズに入りたいと思うより
はるかに切望している
と持ち上げ

確かに日本とヨーロッパは遠いけれど
ニュージーランドやオーストラリアだって
同じくらい遠いし

同じ北半球だからラグビーシーズンは同じで
ジャパンが何週間か欧州に滞在すれば
各国と試合できるからスケジュール的には可能だ

と南半球に対する優位性を示し

日本はスポーツに情熱を傾ける国で
1世紀の間に
オリンピック サッカーとラグビーのワールドカップの
世界3大スポーツイベントを全部開催した唯一の国で
なにより日本を仲間に入れることは
計り知れない経済的効果もある

と 本音もポロリと出しています(笑)

ということで

南半球を代表する ラグビー・チャンピオンシップ
北半球を代表する シックス・ネーションズ

世界に冠たるグループ双方からの
熱烈なアプローチを受けて

“両手に花”のブレイブ・ブロッサムズ

両手に花のブレイブ・ブロッサムズ

はたして どうなるのでしょう?

まだ新聞に希望的観測の記事が出ているだけで
実際にそうした動きが起きてくるかは
未知数ですが

本当にどちらかに
参加できるようになれば良いですね!


個人的にはジャパンのラグビーは
北半球より南半球で鍛えられた方が
良いと思いますが
南北半球で逆になる開催季節が
ネックになるかな?

それと 
双方の熱烈なオファーの下に隠れている
ビジネス的な思惑を どう満足させられるか?
ということがポイントでしょう

ジャパンは
強化策のひとつとして数年前から
南半球のチームリーグのスーパーラグビーに
サンウルブズという
ジャパンと連動するチームを作り参加していますが

サンウルブズの選手たち

リーグの経営母体からの
膨大な金銭的要求に対応しきれず
2020年度を最後に
除外されることになってしまいました

サンウルブズのスーパーラグビーからの除外を報じる記事

どんなに紳士のスポーツのラグビーでも
そのあたりはドライですから
同じような問題がまた生じないとも限りません

ここはひとつ
日本協会の副会長になられた清宮さんの
剛腕に期待しましょうか?(笑)

清宮さんの記者会見の様子

いずれにせよ 来年以降は
定期的に強豪国と対戦できるシステムができて
ジャパンが更に強化されることを
願うばかりです!

オールブラックスとジャパンの試合を
日本で毎年みたいです!!
高橋医院