一夜で世界一周!
ラグビー漬けのスーパーサタデーの夜は更けていきます! シックスネーションズは 前週のアイルランド・イタリア戦で第4節が終了 この時点で アイルランド イングランド フランスが3勝1敗で並びましたが アイルランドがボーナスポイントを得て 勝ち点14で1位 イングランド フランスは勝ち点が13ですが 得失点差でイングランドが2位 フランスが3位につけています 優勝争いは この3チームに絞られましたが 最終第5節で イングランドは格下のイタリアとあたり アイルランドとフランスが直接対決します はたして 優勝の行方はどうなるのでしょう? @ウエールズ vs スコットランド まず 午後11時から始まった 消化試合とも言える ウェールズ対スコットランド戦 この試合は ウェールズのキャプテンのアラン・ウイン・ジョーンズの 代表キャップ140個目のゲームです
国の代表選手として出場するとキャップがもらえますが 100キャップでも相当凄いと言われているのに 彼はなんと140キャップ! 試合前に両チームの選手たちから祝福されていました さて 試合は最終スコアが14-10と接戦になりましたが 内容的には スコットランドが危なげなくウェールズを退けました アラン・ウイン・ジョーンズもがっかり 去年は優勝したウェールズも 選手の世代交代が上手くいかず しばらくは苦しい戦いが続きそうです @イングランド vs イタリア そして午前1時半からの イングランド対イタリア戦 いつも早く寝ている良い子は そろそろ眠くなってきます(笑) で イングランドが優勝するためには 4トライ以上とってボーナスポイントを確保し さらにできるだけ大量得点して 得失点差を大きくする必要があります 同じイタリアを相手に 前週にアイルランドは50-17と大勝しています この試合 イングランドはSHのベン・ヤングスが大活躍! 去年のワールドカップで オールブラックスを苦しめた自慢のフォワード第3列も 激しい前に出るデイフェンスをしたり トライをとったりします 元気者イトジェも いつもと変わらぬ大活躍 上手くいかなくてイライラするイタリア選手と 小競り合いもしましたが(笑) ボーナスポイントもゲットし 34-5と完勝して フランスとアイルランドの試合結果を待つことになりました @フランス vs アイルランド そして 午前5時からの フランス対アイルランド戦 この試合で全てが決まります 書き手は お酒を飲むと寝てしまうのでコーヒーを飲みながら 目をこすりつつ 最終試合までたどり着くことができました(笑) イングランドがイタリアに31-5で勝った時点で アイルランドが優勝するためには 最低限6点差で勝利する必要があり フランスが優勝するためには 4トライ以上とってボーナスポイントをとり さらに31点差以上で勝利する必要がありました アイルランドの条件の方が現実的ですね 無観客のパリ・サンドニ競技場 フランスの21歳のSO・ヌタマックは マイ・ヒーローのアイルランドの35歳のSO・セクストンと 同じピッチ上で戦うことになります ふたりの胸中はいかばかりか? そして試合は またしてもデュポン ヌタマックが爆発!
いつものように ふたりで数々のトライチャンスを作り上げます イングランドをなんとか追い抜こうとした セクストンの目論見はもろくも崩れ去り 35-27で フランスがアイルランドを破りました この結果 イングランドとフランスが勝ち点で並びましたが 得失点差でイングランドが優勝になりました でも2月に行われた第1節で そのイングランドに勝ったのがフランスです 今後のフランスに 個人的にはとても期待します! @おまけの関東大学対抗戦 ちなみに 長い夜が明けた11/1・日曜日 徹夜明けでお昼寝をしようと思ったら 関東大学対抗戦の 早稲田対帝京 明治対慶応 の試合がJ-Sportsで中継されていて 結局 前の晩から6試合続けて観戦することになりました(苦笑) ご贔屓の早稲田は FWもBKも7トライもとって帝京に勝ってくれたし 慶応は「魂のタックル!」で サヨナラPGで明治に逆転勝ちしました いや~ 最後まで興奮しましたが オーストラリア ヨーロッパ 日本と 一晩で世界一周したような気分です!(笑)
高橋医院