ラグビーは世界中で面白い試合が続いていますが

11/13から新たな目玉となる国際大会の
Autumn Nations Cup が始まりました

Autumn Nations Cupのポスター

ヨーロッパのシックスネーションズ参加6か国に
フィジーとジョージアが加わり
8か国でカップを争います

グループA: イングランド アイルランド ウエールズ ジョージア
グループB: フランス スコットランド イタリア フィジー
の2グループに分かれて 3週間毎週末にリーグ戦を行い
第4週に各グループの1位~4位チーム同士が戦い
最終順位を決めます

Autumn Nations Cupの日程表

本当はこの大会には
ジャパンがフィジーと参加する予定でしたが

ジャパンの参加を伝える記事
フィジーの参加を伝える記事

コロナの関係で
ヨーロッパ遠征を断念したジャパンが参加を辞退し

ジャパンの辞退を伝える記事

代わりにジョージアが参加することになりました

ジョージアの参加を伝える記事

ジャパンがシックスネーションズの強豪国と
戦うところを見たかったのに 本当に残念でした

ジャパンの試合日程が書かれたポスター


で この大会
書き手はズバリ フランス優勝の予想です!

フランスチームのロゴマーク

当たればジャージがもらえる
WOWOWの優勝国当てクイズに
もうしっかりとエントリーしましたから(笑)


そのフランスは 初戦でフィジーと戦う予定 でした

フランス対フィジー戦のポスター

フレンチフレアと称されるシャンパンラグビーのフランスフレンチフレアのマーク


フライング・フィジアンズ フィジアン・マジック
などと呼ばれるフィジーの戦い

フライング・フィジアンズのマーク

両チームとも
自由奔放で思いつき重視のプレースタイルなので
スペクタクルな試合が期待できます


ちなみに両チームは 直近では2018年に戦い
このときはフィジーがフランスに初勝利をあげています

フランス対フィジー戦の様子
勝利して喜ぶフィジーの選手

フランスには まだバスタローがいて

フィジー戦で戦うバスタロー

今やフランスの柱となったデュポンも
控えから途中出場していました

若き日のデュポン

だからこの試合は
デュポンにとってはリベンジのチャンス!

になるはずでしたが

なんと フィジーの選手が新型コロナウイルスに感染し
試合がキャンセルされてしまいました!

キャンセルを伝える記事

ええーっ!
このカップ戦で
いちばん楽しみにしていた試合だったのに!

なんで よりにもよって この試合がキャンセルなの!!!

なんとも残念なことになってしまいました
うーん この試合 見たかったよ~(苦笑)


ということで 気を取り直して
Round oneに行われた他の3試合のレポートです

オープニングゲームはダブリンで
アイルランド対ウェールズ戦が行われました

アイルランド対ウェールズ戦のポスター

去年のシックスネーションズに優勝し
ワールドカップ前には世界ランク1位にもなった
ウェールズですが

今年のシックスネーションズの初戦でイタリアに勝利してから
アイルランド フランス イングランド スコットランドに負け続け
10月のフランス戦にも負けて なんとテストマッチ5連敗中と
全く元気がありません

気合を見せるウェールズのジョーンズ

キャプテンのジョーンズの気合も空回り気味?

一方 アイルランドは
先発メンバーに若手も投入して 着々と世代交代を図っています

アイルランドの先発メンバー

SHには不動のマレーに代わり ギブソンパーク

ギブソンパーク

ウイングには
初キャップのジェームス・ロウが入りました

ジェームス・ロウ

ロウはNZ出身の期待の若手です

試合中に痛んだセクストンに代わり
なんと不動のSHのマレーがSOに入りましたが
この使い方も面白いかもしれません

SOとしてプレーするマレー

アイルランドは FWゴリゴリでトライを積み重ね
最後は期待のロウが飛び込んで初トライ!

初トライを喜ぶロウと祝福するチームメート

チーム全体で彼を育てていこうという雰囲気が
ヒシヒシと伝わってきて
32-9とアイルランドが快勝!

アイルランドの勝利を示す最終スコア

6連敗になったウェールズは
次はジョージア戦
ここで負けると 大変なことになるかもしれません

メンバーは4位になった昨年のワールドカップのときと
ほとんど変わっていないのですが
名将ガットランドさんが交代し
ディフェンスを引き締めていたコーチが
フランスに引き抜かれたために
弱体化してしまったと言われています

がっかりするウェールズの選手たち

コーチによって
短期間にずいぶんと変わるものなのですね

で ウェールズのディフェンスコーチが
フランスに引き抜かれたのは
サラリー面でフランスの方がより良い条件を提示したから?
と噂されているそうで
いや~ 世の中厳しいですね!(笑)


スコットランド対イタリアは
ルネサンスの古都 フィレンツェで行われました

フィレンツェのスタジアム

このスタジアムでは
かつてイタリアが南アフリカに勝ったことがあるそうで
そのせいか前半はイタリアが大健闘

健闘するイタリア選手


11-7とリードして折り返しますが

前半のスコア表

後半はスコットランドが地力を発揮して逆転

トライするスコットランド選手

28-17でスコットランドが勝ちました

スコットランドの勝利を示す最終スコア

ちなみに スコットランドの新しいジャージは
背番号の上にジョニーウォーカーのロゴが入っていました

背番号の上に入っているジョニーウォーカーのロゴ

ジョニーウォーカーは
スコットランドラグビーチームの
オフィシャルスポンサーのひとつだそうで
さすがスコッチの故郷です!(笑)


最後のイングランド対ジョージアは トイッケナムで

イングランド対ジョージア戦のポスター

ジョージアは以前に紹介しましたが
スクラムに命を懸けている国
ヨーロッパ屈指の強さを誇るイングランドFWにも
ほぼ対等に挑みます

スクラムを対等に組むジョージアのFWの選手たち

でもこの日は
イングランドが目には目をで
FWが真っ向勝負してモールからのトライを量産

モールでトライするイングランドのFWの選手たち

フッカーのジョージがなんと3トライをあげ
マンオブザマッチの栄冠を手にし

マンオブザマッチの表彰を受けるジョージ

40-0でジョージアを粉砕しました

イングランドの勝利を示す最終スコア

ジョージアにとっては
ナマの勉強とモチベーション向上の
良い機会になったことでしょう

ついついジャパンが出ていればなあ
と思ってしまいます(苦笑)

次節の手負いのウェールズ戦が楽しみです

そしてイングランドは次がアイルランド戦
こちらも楽しみです
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