雪か 花か?
クリスマスイベント第2弾 ヘンデルのメサイアと 今日ご紹介する バレエのくるみ割り人形は 毎年の我が家のクリスマスの恒例行事で 連日のイベントとなった今年は 糖尿病専門医さんも すこぶるご満悦!(笑) ただ 昨日のメサイアと同様 毎年ブログネタにしている書き手としては 同じ舞台を新たな視点から料理するのは 意外に大変!(苦笑) 去年のくるみ割りは ボリショイバレエの公演の映画を見ましたが 今年は ウクライナのキーエフ・バレエのナマ公演です 今年1月の新春公演で 眠りの森の美女を見ましたから なんと1年に2回も キーエフ・バレエを鑑賞することになりました この企画を後援している賃貸くんとも再会!(笑) こんな面白いTシャツも売っていました さて チャイコフスキーの名作 くるみ割り人形 簡単にストーリーのおさらいをすると 主人公の少女クララは イブの夜のホームパーテイで 怪しげな老人ドロッセルマイヤーから くるみ割り人形をもらい たいそう気に入ったクララは 人形を抱いて眠りにつきますが やがて不思議な世界に入り込んでいきます 突如 ネズミの大群が襲い掛かってきますが そこに現れたのが くるみ割り人形! ネズミの大群との戦いを クララの機転の助けを借りて制した人形は なんと 素敵な王子様に変身します! そしてクララと王子は ふたりで訪れたお菓子の国で 素晴らしい一夜を楽しむ というストーリーですが まあね 幼気なお子ちゃまが イブに心ときめかせるのには ぴったりのストーリーで 糖尿病専門医さんは 毎年たいそう満足されるのですが ひねた天邪鬼の書き手には いまひとつ刺激が足りないです(苦笑) そんなわけで 第1幕のネズミと王子様の対決のシーンでは 天邪鬼なオヤジは 不謹慎にも(?:苦笑) 舟を漕いでしまいましたよ ということで 糖尿病専門医さんがお気に入りの クララが不思議の世界に入り込むサインとも言える クリスマスツリーが大きくなるシーンも 夢の中で見ました?(笑) バレリーナの体は小さくできないから ツリーを大きくすることでサイズの変化を 相対的に表現する なかなか凝ったアイデアですよね(笑) でも たとえ公演中に舟を漕いでも 帳尻はしっかり合わせる書き手 しばし夢の世界に入り しっかりと目覚めて 今度はホンモノの夢の世界を楽しみます!(笑) ハイ 目覚めたところで始まったのが この演目のハイライトともいえる 雪のワルツの群舞です (業界用語では コール・ド・バレエと呼びます) くるみ割り人形は 色々なバレエ団のものをたくさん見てきたので 書き手もちょっと 薀蓄が語れるようになりましたが(笑) このバレエは 第1幕の 雪のワルツ 第2幕の 花のワルツ ふたつのコール・ド・バレエを楽しむ演目と 思うようになりました 特に ハープの演奏で始まり 途中でバレエでは珍しい ナマのコーラスが入る雪のワルツ 衣装も白に薄い青色が入っていて 書き手の好みです この前のEDMERのハープも良かったけれど やっぱりハープは 優雅にメロディを奏でるのが魅力的です 一方 花のワルツは まさにハープの優雅さ 優しさを 全曲にわたって満喫できますし 少し緊張感がある雪のワルツに比べると 全体的に華やかで 優しくて ほのぼのとした幸せ気分になれます 雪と花 まさに甲乙つけがたい! そして 今回のキーエフは コール・ド・バレエが素晴らしかった! ダンスの〆の ビシッとした“決め”が グループ全体で見事に揃っていて ちょっと感動的ですらありました その感動を 次回もう少し詳しく紹介します
高橋医院