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削りとって生み出す
ダヴィンチとミケランジェロの企画展で いちばん面白かったのが 絵画と彫刻の比較論です 確かに ダヴィンチは絵画に ミケランジェロは彫刻に それぞれ秀でていましたが 対照的な二人が 絵画と彫刻の関係を どのようにとらえて […]
2017.10.06
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年齢差25歳のライバル
宿命の対決 ダヴィンチ vs. ミケランジェロ うーん ずいぶんベタな企画をされますなあ(笑) 三菱一号館美術館さん ルネサンスの2大巨匠をライバル関係のコンテクストでとらえるのは ありそうで なかなか実現できない企画の […]
2017.10.02
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大切なのは ポリフォニー
パウル・クレーの話を続けますが 彼は 音楽と絵画 の両方に 強く惹かれていて 音楽の分野で用いられている ポリフォニー というコンセプトを 絵画にも導入しようとしました ポリフォニー って なんだ? ポリフォニーとは […]
2017.09.15
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色だけでは おもろない
パウル・クレーは 書き手が若い頃に 彼の作品を見て感銘を受けた ご贔屓な画家のひとりです ずいぶん前のことですが 竹橋の国立近代美術館で 大々的なクレーの企画展が開かれ 見に行きました 国立近代美術館は 上野の国立 […]
2017.09.11
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女のちから 女のたくらみ
実は エロオヤジ? えっ クラーナハのことですよ 書き手のことでは ありませんからね(笑) 回顧展の最後の方に 女のちから 女のたくらみ というタイトルのコーナーがありました なんだか すごいタイトルですね(笑) 女 […]
2017.05.15
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エロい ヌード画
前回 クラーナハは 独自の興味の対象に走ったと紹介しましたが それは なんと 女性のヌード画だったのです! 確かにクラーナハというと あの独特の表情 特異なプロポーションの裸婦画を すぐに思い浮かべます クラーナハ […]
2017.05.12
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ビジネスマンな画家
クラーナハの回顧展 いつものように イヤホンガイドを借りて会場に入ります まず初めに クラーナハの人となりが紹介されます 16世紀 ドイツ・ルネサンス絵画の巨匠として活躍した彼は ウイーンで頭角を現し始めた頃に ザ […]
2017.05.03
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好きじゃないけど 何か気になる
昨秋の 古い話で申し訳ありませんが 上野の国立西洋美術館に クラーナハの回顧展を見に行きました クラーナハ展 500年後の誘惑 なんとも 思わせぶりなタイトルですね(笑) ルカス・クラーナハ ご存知ない方も多いかと […]
2017.05.02
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芸術家は奔放?
美術館の企画展の終盤 特に最終日はとても混雑することが多いので できるだけ期間の中盤あたりに行くように 心掛けていますが この企画展に行くチャンスがなかなかなくて 今回はパスかなと思っていたのですが やっぱり行きたくな […]
2017.01.23
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青と緑
風景画と聞いて 多くの方がパッと思い浮かぶのは モネをはじめとする 印象派の絵画かもしれません そういえば ちょうど1年ほど前に 東京都美術館で開催されていたモネ展は かなりの人気だったようですが 天邪鬼な書き手は […]
2016.12.09