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ヒト受精卵のゲノム編集に関する倫理的問題
ヒトの受精卵へのゲノム編集については 国際的なルールを作る必要性がある と多方面から意見が上がっています また 科学者たちが社会の懸念に答えないと この技術に必要以上の規制がかかる可能性もあります <学会 政府などからの […]
2018.12.07
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ゲノム編集への社会の反応
前回 ゲノム編集の ヒトの病気の治療への応用の夢を紹介しましたが その前に解決しなければならない 重要な課題があります それは 社会への説明と 倫理上の問題 です <ゲノム編集の 社会への説明 社会の反応> 現在でも 遺 […]
2018.12.06
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CRISPR/Cas9で何が出来るか
CRISPR/Cas9を用いたゲノム編集について もう少し詳しく解説します <CRISPR/Cas9の作用機序> 繰り返しになりますが このシステムは CRISPRとCas9という ふたつの役者の働きにより稼働します @ […]
2018.12.05
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CRISPR/Cas9の登場
2013年にゲノム編集の世界を一変させる CRISPR/Cas9 という 新たな画期的な技術が開発されました 開発したのは カリフォルニアの ジェニファー・ダウドナ博士(写真左)と フランス人の エマニュエル・シャルパン […]
2018.12.04
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初期のゲノム編集
ゲノム編集の解説を始めたところ タイミングよくというか ビックリするようなニュースが 飛び込んできました 中国の研究者が これから詳しく紹介する新たなゲノム編集の技術を 受精卵に施し 母胎に戻して双子の女の子を出産させた […]
2018.11.29
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遺伝子導入
生物の設計図は 遺伝子・DNA にあります DNAからどのようにして生物の体が作られるかというと *細胞の核の中に存在するDNAが設計図となり *DNAからRNAに情報がうつされて(転写) *mRNAを鋳型にしてタンパク […]
2018.11.28
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マッチョな牛 マグロのような鯛
マッチョな牛 マグロのように大きな鯛 そんな牛や鯛 美味しいのかな? 書き手は正直言って そう思ってしまいますが 将来 そうした牛や鯛が 食卓を賑わすことになるかもしれません 読み手の皆さんは 「ゲノム編集」という言葉 […]
2018.11.27
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消えゆく?Y染色体
男への性分化をイニシエーションする Y染色体は X染色体や他の常染色体と比べても 大きさが小さく 染色体上にある遺伝子数も少ないことを 説明しましたが なぜY染色体は そんなに小さいのでしょう? 数億年前 Y染色体 […]
2016.10.27
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男ができる仕組み
Y染色体がないと男になれない という話をしましたが 雌雄同体状態から男に分化するとき 具体的にどのようなことが 起こっているのでしょう? <妊娠7週目までは雌雄同体> 胎児は 妊娠7週目までは体内に *女性生殖器の原器 […]
2016.10.26
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男の弱さ 女の哀しさ
女性はX染色体を2個持ち 男性は X染色体を1個 Y染色体を1個 持っている この差は 実はとても大きいのです というのも 前回説明したように X染色体上には 生命活動に必須な遺伝子が数多く存在しています もし X […]
2016.10.25