-
慢性炎症ってなんだ?
前回お話ししたように 書き手が医学生の頃には 慢性炎症という言葉は 聞きませんでした 病理学の講義で習った 「炎症」と言えば 「急性炎症」です <急性炎症> 急性炎症とは 病原菌から体を守る防御反応です *病原体が侵入 […]
2019.06.12
-
慢性炎症は万病のもと?
これまで 肥満 糖尿病 脂肪性肝炎(NASH) などの病態の説明で しばしば「慢性炎症」という言葉が 使われてきました 慢性炎症? 炎症あるいは急性炎症という言葉は よく聞くことでしょうが 慢性炎症なんて あまり聞いたこ […]
2019.06.11
-
どこよりも早い?ノーベル賞授賞式ライブ
今年のノーベル医学生理学賞を 本庶先生が受賞されたことは 紹介しましたが その授賞式 ノーベル財団のHPのライブ配信で 見てしまいました 書き手は大学院で 免疫をかじっていましたし 一応専門としているのは 肝臓の自己免 […]
2018.12.11
-
ヒト受精卵のゲノム編集に関する倫理的問題
ヒトの受精卵へのゲノム編集については 国際的なルールを作る必要性がある と多方面から意見が上がっています また 科学者たちが社会の懸念に答えないと この技術に必要以上の規制がかかる可能性もあります <学会 政府などからの […]
2018.12.07
-
ゲノム編集への社会の反応
前回 ゲノム編集の ヒトの病気の治療への応用の夢を紹介しましたが その前に解決しなければならない 重要な課題があります それは 社会への説明と 倫理上の問題 です <ゲノム編集の 社会への説明 社会の反応> 現在でも 遺 […]
2018.12.06
-
CRISPR/Cas9で何が出来るか
CRISPR/Cas9を用いたゲノム編集について もう少し詳しく解説します <CRISPR/Cas9の作用機序> 繰り返しになりますが このシステムは CRISPRとCas9という ふたつの役者の働きにより稼働します @ […]
2018.12.05
-
CRISPR/Cas9の登場
2013年にゲノム編集の世界を一変させる CRISPR/Cas9 という 新たな画期的な技術が開発されました 開発したのは カリフォルニアの ジェニファー・ダウドナ博士(写真左)と フランス人の エマニュエル・シャルパン […]
2018.12.04
-
初期のゲノム編集
ゲノム編集の解説を始めたところ タイミングよくというか ビックリするようなニュースが 飛び込んできました 中国の研究者が これから詳しく紹介する新たなゲノム編集の技術を 受精卵に施し 母胎に戻して双子の女の子を出産させた […]
2018.11.29
-
遺伝子導入
生物の設計図は 遺伝子・DNA にあります DNAからどのようにして生物の体が作られるかというと *細胞の核の中に存在するDNAが設計図となり *DNAからRNAに情報がうつされて(転写) *mRNAを鋳型にしてタンパク […]
2018.11.28
-
マッチョな牛 マグロのような鯛
マッチョな牛 マグロのように大きな鯛 そんな牛や鯛 美味しいのかな? 書き手は正直言って そう思ってしまいますが 将来 そうした牛や鯛が 食卓を賑わすことになるかもしれません 読み手の皆さんは 「ゲノム編集」という言葉 […]
2018.11.27