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欲望の色彩
昨年は 一昨年のクラーナハ展のように これは見に行きたい! と思う企画展がありませんでした 運慶は行きたかったけれど すごい混雑だったようで パス(苦笑) そのなかで 唯一 食指が動きそうだったのが 東京都美術館で […]
2018.03.19
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シナスタシア・共感覚
そこの音は もう少し青っぽくならないかな? ロマン派のアイドル(?)だったフランツ・リストは オーケストラが自分の曲を演奏しているのを聞いて 突然 そのような注文をつけた という逸話が残っているそうです どんな曲の どん […]
2018.03.16
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藍
京都の染師 吉岡さんの 日本古来の色を 古式ゆかしい植物染めで再現する試みの続きです 藍は 日本を代表する色 海外ではJapan blueとも呼ばれ 明治時代に日本に来た外人の眼には 日本は青い世界に見えたほど かつ […]
2018.03.12
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天平の色
平安時代に使われていた 鮮やかな色を復活させたい そんな思いから 古代から使われている 植物染めの復活を推進している 京都の染織工房の染め師さんの ドキュメンタリー番組を見ました 日本の色には 独特の美しい呼び名があ […]
2018.03.09
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エロス全開 スケベの栄光
凄いタイトルに魅かれて 思わずここに訪ねてこられた読み手の方 おられますか?(笑) 島田雅彦さんが書かれた 深読み日本文学 という新書を読みました 島田さんの文学作品は 未だ読んだことはないのですが(ゴメンナサイ!) […]
2018.03.05
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どっちがタイプ?
清少納言 の 枕草子 紫式部 の 源氏物語 いずれも王朝文学に 燦然と輝く名著ですが 比較するのが困難なほど その内容は全く異なっています 枕草子は 「をかし」をモチーフにした洒脱なエッセイ 人やものごとを 客観的 […]
2018.03.02
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後宮の女房
清少納言 も 紫式部 も 後宮の女房であったとお話ししましたが そもそも 後宮や女房ってなに? 後宮 なんとなく 隠微な響きを持つ(?:笑)言葉ですが 皇帝や王様の皇后や妃が住むところを 後宮と言います この図だと […]
2018.02.26
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ライバル関係?
清少納言 と 紫式部 王朝文学史に燦然と輝く名を残すふたりが ライバル関係 女の戦いがあったのではないか? そんな風に邪推されるのは ふたりがともに 一条天皇の後宮に仕えていたからです 清少納言は 一条天皇の最初の妃 […]
2018.02.23
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女同士の微妙な関係
もう だいぶ前のことになりますが NHKの大河ドラマで 松山ケンイチさん主演の 平清盛 が放映されていました 視聴率が 大河ドラマの歴代ワースト記録になるくらい不評で 営業的には散々だったようですが 書き手は 結構面白 […]
2018.02.19
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マノン・レスコーと椿姫
ジョン・ノイマイアーさんの バレエ・椿姫 もうひとつ 驚いたのは 劇中劇というか 劇中にバレエを組込んでくるのです それも マノン・レスコー 男を破滅させる妖女・ファム・ファタールの ハシリとされる美少女マノンと […]
2018.02.16