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思考の感覚16
ガブリエルが AIには知性がないと考える理由の説明は 彼が提唱する新実在論の核心に迫っていきます @現代アメリカを支配する唯物論的一元論では現実を捉えられない 現代アメリカを支配している唯物論的一元論が 資本主義の行き詰 […]
2021.12.27
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AIには知性がないと考える理由15
ついでガブリエルは 現代アメリカの最も面白い哲学者と評する デイヴィッド・チャーマーズさんと AIについて対談します 最近は多くの人が 哲学者にAIのリスク評価を頼んでくるそうです チャーマーズさんはAIについて 人の知 […]
2021.12.24
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闘争のジレンマを超えて14
人の生活形式の重要性から 民主主義が持つ欠点にまで 論を展開したガブリエルは ウオール街の最前線の戦略コンサルタントの クリスチャン・マスビアウさんと対談します ガブリエルが対談の相手に選ぶだけあって マスビアウさんは […]
2021.12.20
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生存か生活か13
「意味ある生活の経済」とは何でしょう? ガブリエルは 生存と生活の違いについて解説します <生存か 生活か> @生存形式 Survival 経済学も資本主義も 最適を求める生存のための戦いと言えますが ここで登場するのが […]
2021.12.17
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アメリカ経済学の過ち12
ニューヨークは活気あふれる刺激的な街だけれど リラックスできる瞬間はなく 安らげる社会の仕組みもないと ガブリエルは嘆きます 資本主義がとても深く根付いているアメリカでは 社会的 経済的な地位を維持するには 常に戦いに勝 […]
2021.12.13
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哲学は理性の力を呼び覚ませるか?11
前回 アメリカでは自由が多すぎるのが問題だ と指摘されました そこから話が展開していきます <際限のない欲望の消費は悪か?> 人の心に 何らかの考えを植えつけることができるのは 人の心が自由だから GAFAが人からデータ […]
2021.12.10
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ニューヨークでアメリカを語る10
前回の話で気になったのが 精神と世界は分離しているとする考え方は 物理学的思考の基本をなす世界観で これこそがアメリカの世界観である という点です なるほど それがアメリカの世界観か 納得できる気がします そんな書き手の […]
2021.12.06
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現代人は本当に自由なのか?9
ガブリエルは ニューヨークの地下鉄の車内で 現代人は本当に自由なのか? と問いかけます 人は本来 自由であるが しかし同時に 人は操作され 管理されうる 人は本質的に自由であるが故に 自ら進んで奴隷を志願するパラドックス […]
2021.12.03
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SNSの危険性8
ガブリエルは タイムズスクエアに集う人々を見ながら こう語ります 現代人はテクノロジーの進歩により 欲望の奴隷と化し 多くの人たちが無限の欲望の鎖を作っている まるで自ら志願して 奴隷になったようにすら見える 現代社会で […]
2021.11.29
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ドイツ観念論7
ニューヨークで思考するガブリエル 自らの出自ともいえる ドイツ観念論の源に迫る カントとヘーゲルの解説が始まります <ドイツ観念論> @カント ドイツ観念論の祖であるカントは 世界で最初に 自由と民主主義を価値体系として […]
2021.11.26