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今度はニューヨークで語るガブリエル6
マルクス・ガブリエルの紹介をしてきましたが 「毒を食らわば皿まで」で(笑) 時系列が前後して恐縮ですが もう少し彼の話を続けます ちなみに 彼の著著の 「新実存主義」 「なぜ世界は存在しないのか」 両方とも手元にあるので […]
2021.11.22
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そして 新実在論へ5
こうした歴史的過程を経て いよいよ マルクス・ガブリエルの「新実在論」が登場します 今こそ鏡を投げ捨て 新しく前へ進む時だ 新実在論では これまでに隆盛を誇ったコンセプトのすべてに異議を唱え 「なんでもあり」の相対主義す […]
2021.11.19
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ガブリエルが語るポスト・モダン4
世界が新自由主義を謳歌しているなか ポスト・モダン という流れが生まれてきます 1989年のドイツ再統一に始まり ソ連が崩壊すると 「新たなる希望」というコンセプトが到来します それこそが ポスト・モダン です ポスト・ […]
2021.11.15
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ガブリエルが語る新自由主義3
やがて世界は 新自由主義の時代になります 1980年代 レーガン サッチャーが 新自由主義の時代を生み出し その後 長きにわたり 世界に大きな影響を及ぼします 新自由主義は 極端に状況を変え 今の資本主義社会を生み出しま […]
2021.11.12
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ガブリエルが語るポスト構造主義2
マルクス・ガブリエルによる哲学史レクチャー 哲学の世界も栄枯盛衰 構造主義に代わり ポスト構造主義が主流になってきます <ポスト構造主義> フランス領アルジェリア出身のユダヤ系フランス人の ジャック・デリダが唱えた 「脱 […]
2021.11.08
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ガブリエルが語る実存主義・構造主義1
ワインの話が延々と続きましたから ここらでお口直しに 哲学の話題をしましょう でも どうしてワインから哲学なの? ちょっと極端にぶれすぎない? まあ 細かいことは気にしないで(苦笑) 年末年始に哲学の話題をご紹介し 直近 […]
2021.11.05
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現代社会における哲学の役割
現代は 何百年に一度の大きな転換期と言われています デジタルテクノロジーは 電子メデイア インターネット社会を築き上げ バイオサイエンスは AIやゲノム編集を可能にしました グローバリズムや金融工学の発展は 資本主義や民 […]
2021.04.04
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現代哲学が抱える問題点
20世紀末の哲学は 暗黒期と評価されていました バイオサイエンスやデジタルテクノロジーの発展により 社会を支える価値観が大きく変化しているのに 哲学は そうした問題の解決になんの貢献もしていない なんの役にも立たない と […]
2021.03.28
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マルクス主義 分析哲学
他の現代哲学の 大きな流れについて見ていきましょう <マルクス主義> カール・マルクスにより ドイツで生まれたマルクス主義は 資本主義に対抗するもの 近代哲学に対抗するもの でした そして 共産主義国家・ソビエトという壮 […]
2021.03.21
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実存主義から構造主義へ
さて いよいよ なんとなく同時代的に感じることができる 現代哲学の世界に入っていきます 現代哲学には *実存主義 *マルクス哲学 *分析哲学 の3つの流れがありました その前に 現代哲学の誕生に大きな影響を及ぼした あの […]
2021.03.14